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珪藻美術館(たくさんのふしぎ2019年6月号)

『珪藻(けいそう)美術館(たくさんのふしぎ2019年6月号)』 奥修(おく・おさむ)文・写真 



ガラスでできた殻をもつ「珪藻」という藻がいます。珪藻を、海や川、自然のなかから採集してならべ、美術作品をつくっているのが、世界でも数人しかいない珪藻アート作家の奥修さんです。珪藻の殻の大きさは1ミリの10分の1前後。顕微鏡をのぞきながら、まつ毛や針先でつくった道具を操り作品を作ります。肉眼では見えない極小の世界の美しさをおとどけします。

表紙に散らばる虹色のビーズのような物体。『何?』と思ったら、これはなんと、珪藻(けいそう)という藻の仲間。ガラスの殻をもつ藻です。大きさは0.005ミリから0.5ミリほどの小さな藻。作者は、この珪藻の殻を使ってアートを作る世界でも稀なアーティスト。

珪藻を採取し、洗浄し、種類ごとにより分けます。使う道具は作者オリジナル。まつげとまゆげの毛先をアルコール洗浄してから0.5ミリのステンレス線に接着し、これをシャーペンに芯の代りに差し込みます。ホコリがひとつでも落ちたらやり直しという繊細な作業です。

そうしてできあがったアート作品の美しさ!虹色の花火、万華鏡、クリスマスツリー、透き通ったとんぼ、青い花・・・。
そのへんの水たまりにも存在する、「珪藻」という極小の世界に、こんな美しさがあったなんて、この本を読んで初めて知りました。

写真集も出版されています。興味がある方は、こちらもどうぞ。

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